誰でもできる駐車のコツ・縦列駐車編

 

前回のブログでは、バック駐車のポイントについて解説しました。今回は、バック駐車と並んで苦手とする方が多い、縦列駐車のポイントをご紹介します。前後に車、横に縁石や側溝という状況での駐車ですが、どうすればスムーズにできるのでしょうか。

まずは、前の車の真横に平行に駐車します。前の車との間隔は、50cmほど空けておきましょう。ここをスタートラインとし、前後から車や歩行者が来ていないことを確認した上で縦列駐車を始めます。もちろん、ハザードランプは忘れずにつけてください。

次に、停車したままハンドルを左いっぱいに切って、後方に注意しつつ後退します。するとサイドミラーに後ろの車が映り始めるので、全体が映ったら一旦ブレーキを踏み、ハンドルを中立に戻しましょう。

 

そこからさらにゆっくりと後退し、自分の車の左前部が前の車の右後部を通過した辺りで、ハンドルを右いっぱいに切ります。車が駐車枠と平行になったら、再びハンドルを中立に戻し、前進と後退で位置の微調整を行って完了です。右に切るのが早いと車がはみ出し、遅いと縁石にぶつかってしまうのでご注意ください。

最初のうちは、路肩ぎりぎりに車を寄せるのはなかなか難しいかもしれません。しかし、練習すれば誰でも感覚を身につけられます。安全な場所で目印になる白線や割れ目を見つけ、それを路肩と想定して何度も練習しましょう。ぴったり合っている時の、白線とボンネットの位置関係を記憶しておくのもおすすめです。